【東京 12月31日】
本日、インターネット上で開催される新しい形の博覧会、インターネット博覧会(インパク)が開幕した。会場を特定の場所に設けず、世界中からアクセスできる催しとして企画され、世紀の変わり目にふさわしい試みとして注目を集めている。
インパクは、情報通信技術を活用し、企業、自治体、研究機関などが仮想パビリオンを通じて展示や発信を行う構成となっている。利用者は自宅や職場の端末から参加でき、映像や文章、双方向の仕組みを通じて内容に触れることができる。主催者は、場所や時間の制約を超えた知の交流を目指すとしている。
開幕に合わせて公開された展示では、先端技術や地域文化、未来構想など多彩なテーマが並び、閲覧者からは「博覧会の概念が変わる」「新しい体験だ」との声が聞かれた。一方で、通信環境や操作性への課題を指摘する意見もあり、新しい試みに伴う試行錯誤も浮かび上がっている。
2000年最後の日に始まったこの博覧会は、新世紀の情報社会を象徴する出来事といえる。インターネットを舞台とした公共的催しがどこまで広がるのか、その成果と影響に関心が集まっている。
— RekisyNews 社会面 【2000年】
