極東煉乳設立、国産乳業近代化への第一歩

【東京 12月21日】

本日、乳製品の製造を目的とする極東煉乳株式会社が設立された。都市部を中心に牛乳や練乳の需要が高まりつつある中、安定した供給体制と品質の確保が課題となっており、新会社の発足はこうした状況への対応として注目されている。

同社は、当時まだ発展途上にあった国内酪農と食品加工を結び付け、練乳を中心とした乳製品の国産化を進める方針を掲げた。これまで乳製品の多くは輸入に依存しており、価格や供給の不安定さが指摘されていた。極東煉乳の設立は、そうした状況を改善する試みとして位置付けられる。

乳製品は栄養価の高い食品として、都市労働者や成長期の子どもを支える重要な役割を担うと期待されている。関係者の間では、同社の事業が国産乳業の近代的発展を促す契機となり、将来的には日本の食生活そのものを変える可能性があるとの見方も出ている。

— RekisyNews 経済面 【1917年】

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