【東京 11月22日】
NECホームエレクトロニクスは本日、家庭用ゲーム機「PCエンジン シャトル」を発売した。1987年に登場した「PCエンジン」の低価格・小型バリエーションモデルとして位置づけられ、宇宙船を模したユニークなデザインが特徴だ。
本体は定価18,800円で、従来のPCエンジンと同様にHuカードを使用するが、CD-ROM^2やスーパーグラフィックスなどの周辺機器との互換性は省かれている。その分価格を抑え、エントリーユーザーや子供層をターゲットにした製品となっている。
発売初日から大手家電量販店では行列ができ、今後の販売動向にも注目が集まっている。NECは「PCエンジン シャトル」を通じて、ホリデーシーズンの販売拡大を図る構えだ。
— RekisyNews 科学技術面 【1989年】
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