【サンフランシスコ 3月21日】
本日、後に世界を変えることになる短文投稿サービス「Twitter」において、記念すべき最初のツイート(つぶやき)が投稿された。共同創業者のジャック・ドーシー氏が「just setting up my twttr(今、自分のtwttrをセットアップしている)」と綴ったこのささやかな一文が、インターネットコミュニケーションの歴史に新たな1ページを刻んだ。
Twitterは、最大140文字という極めて短いメッセージをリアルタイムで共有する仕組みである。従来のブログやメールとは異なり、形式張らない「独り言」のような投稿を連鎖させることで、情報の即時性と爆発的な拡散力を生み出すことが期待されている。当初は社内向けツールとしての側面が強かったが、本日の一般公開を機に、世界中へその門戸が開かれた。
「鳥のさえずり(Tweet)」を意味するこのサービスは、個人の日常から政治的動乱、災害時のライフラインまで、多種多様な言葉を飲み込んでいくだろう。文字数の制限が生み出す独自の文化が、人々の「つながり」をどのように変質させていくのか。サンフランシスコから発信されたこの小さなつぶやきは、巨大な時代のうねりを予感させている。
— RekisyNews 社会面 【2006年】
