「すべてがここにある」── 次世代機 PlayStation 2、本日ついに解禁

【東京 3月4日】

本日、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の最新家庭用ゲーム機「PlayStation 2」(PS2)が日本国内で一斉に発売された。早朝から秋葉原や新宿などの家電量販店には数千人規模の長蛇の列ができ、全国で激しい争奪戦が繰り広げられている。

PS2は、128ビットCPU「エモーションエンジン」を搭載し、従来のゲーム機を遥かに凌駕する圧倒的なグラフィック表現力を実現している。さらに、最大の特徴はDVDビデオの再生機能を標準装備している点だ。高画質な映画を家庭で手軽に楽しめるDVDプレーヤーとしての側面も併せ持つことで、ゲームファンのみならず、一般家庭のAV家電市場をも席巻する勢いを見せている。

また、世界累計出荷7,000万台を突破した初代「PlayStation」との後方互換性を維持しており、ユーザーはこれまでの資産をそのまま引き継ぐことができる。ソフトラインナップも『リッジレーサーV』や『ストリートファイターEX3』など、アーケード並みのクオリティを誇るタイトルが並び、次世代のエンターテインメントの幕開けを強く印象づけている。

発売初日の本日、各店舗では入荷分が瞬く間に完売。インターネット上での予約も殺到しており、極度の品薄状態が続くことは必至だ。久夛良木健社長が掲げた「コンピュータ・エンタテインメントの融合」というビジョンは、この一台の黒い筐体によって、今まさに現実のものとなろうとしている。

— RekisyNews 経済・技術面 【2000年】

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