【東京 2月14日】
内務省は本日、東京海上保険に対し、自動車を対象とする保険営業の認可を与えた。わが国で自動車専用の保険が正式に認められるのは初めてである。
近年、都市部を中心に自動車の台数は徐々に増加し、運送業や商業活動の効率化に寄与している。その一方で、接触事故や火災などの損害も報告され、従来の火災保険や海上保険では十分に対応しきれないとの声が高まっていた。
今回の認可により、車両の破損や事故による損害を補償する仕組みが整えられる見通しだ。関係者は「機械文明の進展に伴い、危険への備えも新たな段階に入る」と語る。
自動車は依然として高価な輸入品が多く、所有者は限られているが、将来の普及を見据えた制度整備といえる。新しい交通時代を支える安全網の構築として、その動向が注目される。
— RekisyNews 経済面 【1914年】
