【東京 2月1日】
家庭用殺虫剤などで知られるアース製薬が、本日付けで大塚製薬を中核とする大塚グループに参加したことが明らかになった。関係者によれば、経営基盤の強化と研究開発体制の充実を目的とした資本・業務面での結び付きが進められてきたもので、今回の参加により両社の協力関係は新たな段階に入る。
アース製薬は、防虫・殺虫分野を中心に一般家庭向け製品で高い知名度を持つ一方、近年は市場競争の激化や原材料価格の変動など、経営環境の変化への対応が課題とされていた。大塚グループは医薬品や栄養分野で事業を広げており、今回の参加によって研究資源や販売網の相互活用が期待されている。
都内のアース製薬本社では、社員らが通常通り業務にあたる中、「これまで培ってきた技術や製品づくりの姿勢を守りつつ、新たな支援を受けて成長を目指したい」との声も聞かれた。一方、大塚側も「生活に密着した分野での展開が広がる」として、グループ全体での相乗効果に期待を示している。
今回の動きは、国内製薬・化学業界における企業連携の一例として注目されており、今後の事業展開や製品開発の行方が関係者の関心を集めている。
— RekisyNews 経済面 【1970年】
