大型RPG最新作が発売──映像表現と物語性で家庭用ゲームに新局面

【東京 1月31日】

本日、家庭用ゲーム機向けの新作ソフト『ファイナルファンタジーVII』が発売され、全国の販売店で早朝から行列ができるなど大きな反響を呼んだ。同作は長年続く人気RPGシリーズの最新作であり、対応機種を従来の任天堂系ハードからプレイステーションへ移した点でも注目を集めている。

本作は、立体的な人物表現と事前に描画された背景映像を組み合わせた新たな映像手法を採用し、戦闘演出や物語の進行に映画的な迫力を持ち込んだ。プレイヤーは巨大企業が支配する都市を舞台に、星の命運を巡る物語に関わっていく構成となっており、重厚な世界観と心理描写が特徴とされる。

発売初日から品切れとなる店舗も相次ぎ、ゲーム売り場では入荷待ちの問い合わせが殺到した。都内の販売店関係者は「これほど幅広い年齢層が集まる発売日は珍しい」と話し、従来の子ども向け娯楽の枠を超えた動きとして受け止めている。

また、CD-ROM媒体を用いた大容量データの活用により、音楽や映像の表現幅が拡大した点も評価されている。業界内では、本作の成功が家庭用ゲーム機の主流をプレイステーションへと押し上げる契機になるとの見方が強まっており、今後の市場動向に影響を与える可能性が高い。

— RekisyNews 文化面 【1997年】

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次