レゴブロックの基本構造、特許出願へ 玩具産業に新たな可能性

【デンマーク・ビルン 1月28日】

デンマークの玩具メーカー、レゴ社の幹部であるゴッドフレッド・キアク・クリスチャンセンは本日、同社が開発した組み立て玩具「レゴブロック」の基本構造に関する特許を出願した。上部の突起と内部の管状構造を組み合わせることで、これまでにない強度と安定性を実現する設計が特徴とされる。

同社はすでに戦後の欧州で木製玩具からプラスチック製玩具へと舵を切っており、今回の出願はその転換を決定づける一歩とみられる。新構造のブロックは、繰り返しの組み替えにも耐え、子どもたちが自由な発想で形を作り替えられる点が高く評価されている。

関係者によれば、この特許は単なる製品保護にとどまらず、レゴを体系的な「構造玩具」として確立する狙いがあるという。ブロック同士の互換性を長期にわたり維持することで、世代を超えて遊べる玩具体験を提供する構想も語られている。

玩具業界では、プラスチック成形技術の進歩に伴い競争が激化しており、今回の特許出願が市場での優位性を左右する可能性もある。教育的価値と遊びを融合させた新たな玩具の行方に、各国メーカーが注目している。

— RekisyNews 文化・産業面 【1958年】

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