【横浜 1月28日】
本日、神奈川県横浜において横浜毎日新聞が創刊された。これは日本で初めての「日刊新聞」であり、これまでの瓦版や不定期刊行の新聞とは一線を画す、新たな報道形態の始まりとして注目を集めている。
同紙は、開港地・横浜という外国文化と情報が集積する土地柄を背景に、政治・経済・社会情勢を継続的かつ迅速に伝えることを目的として創刊された。欧米の新聞制度を参考にしながら、定期的に紙面を発行する仕組みを整えた点は、明治新政府の近代化路線とも軌を一にする動きといえる。
創刊号では、国内外の時事、政府の布告、港湾都市ならではの海外事情などが掲載され、知識人や商人層を中心に大きな関心を集めた。日々更新される情報を文字として共有するという試みは、人々の政治意識や社会認識を変える力を持つものとして期待されている。
この日刊新聞の誕生は、日本における近代ジャーナリズムの出発点と位置づけられ、今後、全国各地で新聞創刊の動きが広がる可能性も指摘されている。
— RekisyNews 文化面 【1871年】
