セガとバンダイ、経営統合を正式発表 玩具とゲームの大型再編へ

【東京 1月23日】

家庭用ゲーム機や業務用ゲームで知られるセガ・エンタープライゼスと、玩具・キャラクタービジネス大手のバンダイは23日、両社が合併し、新会社を設立する方針で合意したと発表した。合併は同年10月を目標とし、新会社の名称は「セガバンダイ(仮称)」とされている。

発表によると、セガのゲームソフト・ハード開発力と、バンダイが持つ玩具事業やキャラクター展開力を融合させ、エンターテインメント分野で国際競争力を高める狙いがある。家庭用ゲーム市場の競争激化や、少子化による玩具市場の伸び悩みといった環境変化を背景に、両社は単独での成長には限界があるとの認識で一致したとされる。

新会社では、ゲーム、玩具、アニメ、キャラクターライセンス事業を横断的に展開し、相互の顧客層を取り込む戦略が検討されている。特に、セガのゲームコンテンツと、バンダイが強みとするアニメ・特撮系キャラクターとの連携が注目されており、業界内では「日本発エンターテインメント企業の集大成」との声も上がっている。

一方で、企業文化や経営体制の違いを懸念する見方もあり、合併後の意思決定や事業統合の進め方が課題となる見通しだ。それでも今回の発表は、国内エンターテインメント産業における戦後最大級の再編として、市場やファンに大きな衝撃を与えている。

— RekisyNews 経済・産業面 【1997年】

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