【ワシントン 1月8日】
米国の発明家 ハーマン・ホレリス は本日、穿孔カードを用いて大量のデータを高速に集計・分類する装置「タビュレーティングマシン」に関する特許を取得した。これにより、これまで人手に大きく依存してきた統計作業に、機械化という新たな手法が正式に導入されることとなった。
ホレリスの装置は、カードに開けられた孔の有無を電気的に読み取り、数値を自動的に加算・整理する仕組みを備える。特に国勢調査のような膨大な人口・属性データを短時間で処理できる点が注目されており、統計作業の効率を飛躍的に高める可能性があると評価されている。
米国では、調査結果の集計に年単位の時間を要することが常態化していたが、この新技術の導入により、行政運営や政策立案の迅速化が期待される。関係者の間では、同機構が今後、統計分野にとどまらず、商業や産業分野へも応用されるとの見方が広がっている。
— RekisyNews 科学面 【1889年】
