【ニューヨーク 1月7日】
本日、発明家 ウィリアム・K・L・ディクソン が、連続した静止画像を機械的に撮影・再生するモーション・ピクチャー(活動写真)に関する特許を取得した。これにより、画像を一定速度で送り、動きを再現する仕組みが法的に保護されることとなり、映像表現の工業化に大きな道が開かれた。
本特許は、撮影機構やフィルム搬送の考え方を含むもので、視覚的な運動を連続像として記録・提示する発想を体系化した点に意義がある。娯楽用途のみならず、教育・記録分野への応用も見込まれ、発明の影響は広範に及ぶとみられる。
関係者の間では、装置の改良競争や上映形式の確立が今後加速するとの見方が強い。映像を「見る」体験が恒常的な産業へと移行する節目として、今回の特許取得は注目を集めている。
— RekisyNews 文化面 【1894年】
