新興企業が法人化 アップル・コンピュータ誕生

【カリフォルニア州 1月3日】

米国カリフォルニア州で、本日、新興の電子機器メーカー Apple Computer が法人化された。個人向け計算機の開発を進めてきた同社は、組織としての体制を整え、本格的な事業展開へ踏み出すことになる。

同社は、手軽に扱える計算機を一般家庭や教育現場へ広げることを目標に掲げ、少人数ながら意欲的な開発を続けてきた。関係者によれば、法人化によって資金調達や製造体制の強化が可能となり、製品供給の安定化と開発スピードの向上が期待されている。

近年、計算機技術は研究機関や企業に限られた存在から、より身近な道具へと変わりつつある。こうした潮流の中で、アップル・コンピュータは操作性や設計思想に独自性を打ち出し、個人が主体となる情報機器の可能性を訴えてきた。市場では、新規参入企業としてその動向に関心が集まっている。

法人として再出発した同社が、競争の激しい電子機器市場でどのような存在感を示すのかは未知数だ。新しい計算機文化を切り開く担い手となるか、今後の製品発表と事業展開が注目される。

— RekisyNews 経済面 【1977年】

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