【テネシー州マーフリーズボロ 12月31日】
合衆国を二分する内戦は年の瀬を迎えても収束の兆しを見せず、本日、テネシー州中部のストーンズリバー一帯で北軍と南軍が激突した。平原と川沿いの林を舞台に激しい銃撃と砲撃が交錯し、双方ともに大きな損害を被りながら戦線を維持している。
北軍はウィリアム・ローズクランズ少将の指揮の下、ナッシュビルから南下して布陣した。一方、南軍はブラクストン・ブラッグ将軍が迎え撃ち、夜明けとともに激しい攻防が始まった。戦闘は森林地帯で特に激しく、至近距離での撃ち合いが続いたと伝えられる。
初日の戦いでは南軍の猛攻により北軍の一部が押し戻され、戦場は混乱を極めた。負傷者は後方へ運ばれ、臨時の野戦病院では治療が追いつかない状況となっている。住民の多くは家屋を離れ、銃声と砲声が絶え間なく響く一日となった。
両軍とも決定的な勝敗を得られないまま日没を迎え、戦いは翌日以降も続く見通しだ。テネシーの要衝をめぐるこの戦闘は、西部戦線の行方を左右するとみられており、年明けの戦局に大きな影響を及ぼす可能性がある。
— RekisyNews 国際面 【1862年】
