【ケベック 12月31日】
北米植民地の独立をめぐる戦いが続く中、本日未明、英領カナダの要衝ケベックで大陸軍と英軍が衝突した。吹雪の中で始まった攻撃は市街突入を狙うも、堅固な防備と守備隊の反撃に阻まれ、英軍が城塞の防衛に成功した。
大陸軍は二手に分かれて進撃し、城壁の弱点を突く計画で臨んだ。前線ではリチャード・モントゴメリー将軍が部隊を率いたが、初動の銃撃で倒れ、指揮は大きく乱れた。別働隊を指揮したベネディクト・アーノルド将軍も負傷し、進撃は停滞した。雪と暗闇が視界を奪い、狭い通路での銃撃戦が損害を拡大させたという。
守備に当たった英軍と地元民兵は、城門と要路を固め、城塞都市ケベックの内側への侵入を許さなかった。夜明けにかけて大陸軍は後退を余儀なくされ、多数の捕虜が出たと伝えられる。市内では警戒が続き、住民は家屋に身を潜めた。
この戦闘の結果、北方戦線での主導権は英軍が保持する見通しとなった。大陸軍は包囲の継続か撤収かの判断を迫られ、北方攻略の行方が年明けの焦点となる。
— RekisyNews 国際面 【1775年】
