【ウェイクフィールド 12月30日】
本日、イングランド北部ウェイクフィールド近郊で両派が激突し、ランカスター派が勝利を収めた。戦闘の最中、ヨーク派の主柱であるリチャード公が戦死し、また同派の有力者リチャード・ネヴィル伯も命を落とした。北部一帯は緊張に包まれ、諸侯の使者が行き交っている。
戦いは夜明け前後に始まり、雪混じりの冷気の中で展開した。ヨーク派は陣地から打って出たが、ランカスター派の反撃は激しく、包囲の形で戦線が崩れたと伝えられる。乱戦の末、ヨーク公は討ち取られ、サリズベリー伯も捕らえられたのち殺害されたという。戦場周辺では負傷者の収容が続き、住民は家屋に身を潜めた。
この勝利により、ランカスター派は王位をめぐる争いで大きな優位を得た。一方、ヨーク派は指導者を失い、指揮系統の立て直しを迫られている。諸都市では兵の動員や物資の手配が進められ、各地の貴族は次の動きを慎重に探っている。
内乱は新たな段階に入った。指導者喪失の影響が各地に及ぶとみられ、年明け以降の政局と戦局の推移に注目が集まっている。
— RekisyNews 国際面 【1460年】
