カスター中佐率いる第7騎兵隊、ウォシタ川にて先住民キャンプを急襲

ウォシタ川の戦い

【インディアン準州 11月27日】

本日未明、米陸軍第7騎兵隊が、現インディアン準州南西部のウォシタ川流域で南シャイアン族のキャンプを急襲した。部隊を率いたのは、かの南北戦争で名を馳せたジョージ・アームストロング・カスター中佐。今回の襲撃は「インディアン戦争」の一環とされ、両勢力に多数の死傷者が出ている模様である。

軍報によれば、シャイアン族の指導者ブラック・ケトルの一派と目される集落を夜明け前に包囲。奇襲の形で突入し、多数の戦士と住民を殺害したという。ブラック・ケトル酋長とその妻も、この戦闘で命を落としたと伝えられている。

このキャンプは家族連れや老人・女性も含む民間色の強い集団とされ、過去に和平の意思を表明していたとの報告もある。軍は一部のシャイアン族が周辺住民への襲撃を繰り返していたことを挙げ、今回の攻撃を「防衛的作戦」と正当化している。

一方で、現地の宣教師や平和使節らからは、「非戦闘員への過剰な暴力であり、サンドクリークの虐殺(1864年)を想起させる」との懸念が上がっている。事件現場では女性や子どもの遺体も確認されたとの証言もあり、国民の間で今後議論を呼ぶことは必至だ。

この一件は、政府と先住民の関係に一層の緊張をもたらすと見られており、西部開拓政策に伴う衝突の激化が懸念される。

— RekisyNews 国際面 【1868年】

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