島津義弘、泗川で明・朝鮮連合軍を撃破──退却戦で大勝利

【朝鮮・泗川 10月30日】

朝鮮半島南部の泗川にて本日、島津義弘率いる日本軍と、明・朝鮮連合軍との間で激しい戦闘が行われた。いわゆる「泗川の戦い」として記録されるこの戦いで、数で圧倒的に劣る日本軍が連合軍を撃退する歴史的な勝利を収めた

島津軍はおよそ7,000人。一方、明と朝鮮の連合軍は3万とも伝えられ、数において日本軍を大きく上回っていた。しかし、義弘はあらかじめ城内に巧みに兵を配置し、連合軍の進撃に備えた。

戦いは明け方から始まり、島津軍は突如城門を開き、逆に連合軍を包囲する形で反撃を展開。激戦の末、連合軍は大混乱に陥り、多数の将兵が討たれる結果となった。明軍の副将であった張士徳の生死については諸説あるが、確実な記録は確認されていない。

この勝利により島津義弘の名声はさらに高まり、日本軍全体の士気を支える象徴的な戦いとなった。なお、本戦ののちも明・朝鮮軍との交戦は続くものの、日本軍の戦線離脱は着々と進行している。

— RekisyNews 国際面 【1598年】

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