源氏、屋島の戦いで勝利 ―― 義経の「背後」からの奇襲、平氏を海上へ追い落とす

【讃岐国 3月22日】

治承・寿永の乱(源平合戦)は本日、讃岐国・屋島において大きな局面を迎えた。源義経率いる源氏軍が、平氏の本拠地である屋島を急襲し、源氏方の勝利に終わった。荒天を突いての渡海という義経の果敢な策が功を奏し、平氏は安徳天皇を奉じて海上へと逃れた。

義経軍は阿波国に上陸後、陸路から屋島の背後を突くという予想外のルートで進軍。背後からの攻撃に混乱した平氏軍は、源氏の軍勢を実際よりも多いと誤認し、内裏を焼いて船へと退却した。浜辺では那須与一が扇の的を射落とすなど、源氏の士気は最高潮に達している。

一ノ谷に続き、またも義経の奇策に敗れた平氏は、瀬戸内海の制海権を失いつつあり、西へと追い詰められている。源平の最終決戦はもはや避けられない情勢だ。この勝利により、鎌倉の源頼朝による天下統一の足音がいよいよ現実味を帯びてきている。

— RekisyNews 社会面 【1185年】

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