英空軍、10トン「地震爆弾」を初実戦投入 ── 独ビーレフェルト高架橋を粉砕

【ロンドン/ドイツ・ビーレフェルト 3月14日】

本日、英国空軍(RAF)の精鋭「第617中隊」は、ドイツ軍の主要な補給路であるビーレフェルト鉄道高架橋に対し、新型の超巨大爆弾「グランドスラム」を初めて実戦投入した。重量22,000ポンド(約10トン)に及ぶ巨弾は、これまで数多の空襲に耐え抜いてきた難攻不落の鉄橋を、わずか一撃で根底から崩落させた。

午後、バーンズ・ウォリス博士の設計によるこの巨弾を搭載したアブロ・ランカスター爆撃機が、目標上空に到達。高度約4,000メートルから投下されたグランドスラムは、自由落下により音速を超え、レンガ造りの高架橋に隣接する地面深くへと突き刺さった。数秒後、地中で発生した巨大な衝撃波が構造物の基礎を直撃。人工的な「局地的地震」が発生し、全長約100メートルの橋脚群が次々と崩れ落ちた。

ビーレフェルトの鉄橋は、ドイツ軍の東西を結ぶ物流の要所であり、連合軍にとっては最優先破壊目標であった。しかし、厚いレンガとコンクリートで作られたこの要塞のような橋は、過去の精密爆撃をすべて跳ね返してきた経緯がある。今回の「地震爆弾」による徹底的な破壊は、もはやドイツ側による迅速な修復は不可能であるとみられる。

連合軍司令部は、今回の成功を「航空科学と物理学の勝利である」と宣言した。ナチス・ドイツの輸送網が完全に分断される中、この「10トンの鉄槌」による衝撃は、欧州戦線の終幕を予感させる決定的な一撃となった。

— RekisyNews 国際面 【1945年】

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