【バタビア(ジャワ島) 3月9日】
本日、オランダ領東インド(蘭印)のオランダ軍は、日本軍に対し無条件降伏を宣言した。これにより、先月より激化していた蘭印作戦は終結し、日本軍は同地域の行政・軍事的中心地であるジャワ島全域を完全に制圧した。
今村均中将率いる日本軍第16軍は、今月1日にジャワ島へ上陸を開始。わずか一週間余りで要衝バンドンを包囲し、昨日8日にはカリジャティにおいて蘭印総督および軍司令官との降伏交渉が行われた。本日の放送をもって全軍に武装解除が命じられ、300年以上に及んだオランダの統治体制は崩壊した。
今回の制圧により、日本は長年の課題であった石油資源およびスズ、ゴムなどの重要戦略物資の供給源を確保した。南方作戦における最重要目標の一つが達成されたことで、大東亜戦争の戦局は大きな転換点を迎えている。
占領地域では今後、軍政が敷かれる見通しだ。日本軍の進駐に対し、長らく植民地支配下にあった現地住民からは解放者として期待を寄せる声も上がっているが、今後の統治の行方が注目される。
— RekisyNews 国際面 【1942年】
