【スラバヤ沖 2月27日】
大東亜戦争の南方作戦において、わが国の誇る第五戦隊を中心とする水上部隊は本日、ジャワ島北方のスラバヤ沖で米、英、蘭、豪による連合軍艦隊(ABDA艦隊)と激突。熾烈な砲雷撃戦の末、敵旗艦を撃沈し、連合軍を壊滅させる決定的な勝利を収めた。これにより、ジャワ島占領を目指す上陸部隊の安全は盤石なものとなり、南方資源地帯の確保に向けた戦局は大きな転換点を迎えた。
戦闘は午後4時すぎ、高木武雄少将率いる重巡洋艦「那智」および「羽黒」が、敵艦隊を遠距離から捕捉したことで始まった。敵艦隊は、オランダ海軍のドールマン少将が指揮を執り、重巡洋艦「エクセター」「ヒューストン」を含む有力な布陣でわが上陸船団の阻止を試みた。しかし、日本海軍は世界に類を見ない高性能を誇る酸素魚雷による波状攻撃を敢行。深夜に及ぶ激闘の結果、敵旗艦「デ・ロイテル」および巡洋艦「ジャワ」が相次いで爆沈した。
現場の海域では、火災に包まれた敵艦から吹き上がる火柱が夜空を赤く染めている。わが方の被害は軽微であり、艦隊の練度と装備の優位が証明された形となった。ある海軍関係者は「敵の指揮系統は完全に崩壊した。ジャワの防衛網はもはや風前の灯火である」と自信を覗かせている。
今回の勝利により、連合軍の東南アジアにおける海上戦力は事実上崩壊した。制海権を完全に掌握したわが軍によるジャワ島への本格的な進攻は秒読み段階に入ったと見られ、南方の重要拠点は盤石の態勢で帝国軍の手に落ちようとしている。
— RekisyNews 国際面 【1942年】
