バリ島沖で連合軍を撃破 ── 帝国海軍・第8駆逐隊、寡兵をもって圧倒的艦隊を敗走させる

【バリ島沖 2月20日】

大東亜戦争第二次世界大戦)の南方作戦において、日本海軍の小規模な艦隊が圧倒的な兵力を誇る連合軍を撃破する歴史的勝利を収めた。本日未明、バリ島付近のロンボク海峡(バドゥン海峡)において、日本軍の第8駆逐隊と、米英蘭豪のABDA艦隊が激突。精鋭の駆逐艦4隻が波状攻撃を仕掛ける連合軍を退け、バリ島沖海戦に勝利を収めたとの報告が寄せられた。

海戦の主役となったのは、阿部俊雄大佐率いる第8駆逐隊の朝潮大潮満潮荒潮である。前夜にバリ島への上陸・揚陸を完了したばかりの輸送船団を護衛中、カレル・ドールマン少将指揮下の軽巡洋艦3隻、駆逐艦7隻からなる大艦隊の襲撃を受けた。

午前0時過ぎ、第一次攻撃隊として突入した連合軍に対し、朝潮大潮は巧みな夜戦術を展開。闇夜を衝く砲雷撃により、蘭駆逐艦ピート・ハインを瞬く間に撃沈した。その後も断続的に現れる敵艦隊に対し、日本側は数倍の火力を相手に一歩も引かず、蘭軽巡トロンプを大破・炎上させるなど、敵の連携を完全に粉砕した。

特筆すべきは、日本軍が極めて少数の損害で、守るべき輸送船をすべて守り抜いた点にある。満潮が大破、大潮が小破したものの、連合軍の波状攻撃を個別に撃破した手腕は驚異的である。この勝利により、日本軍はジャワ島攻略に向けた制海権を盤石にしたと見られる。

軍事専門家の間では、今回の海戦が帝国海軍の夜間戦闘能力の優位を世界に知らしめたとの見方もある。ジャワ島周辺の連合軍は拠点を次々と失っており、南方攻略の総仕上げに向けた動きが今後さらに加速するものとして注目される

— RekisyNews 社会面 【1942年】

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