【サン・ロレンソ 2月3日】
本日、ラ・プラタ川支流のパラナ川沿いに位置するサン・ロレンソの地で、当地の革命派部隊とスペイン王党派部隊が衝突し、革命軍が短時間の戦闘で勝利を収めた。この戦闘は規模こそ小さいものの、内陸部の要衝を巡る争いの行方に影響を与えるものとして注目されている。
戦闘は夜明けとともに始まった。王党派は河川を利用して上陸し、補給物資の確保を狙ったが、これを察知した革命軍は事前に部隊を展開。指揮を執ったホセ・デ・サン=マルティン大佐は、騎兵を中心とした機動力を活かし、上陸直後の敵を側面から突いた。銃声とともに混乱が広がり、王党派は態勢を立て直す間もなく後退を余儀なくされた。
戦闘は一時間に満たず終結したが、革命軍にとっては初の実戦勝利となり、士気の高揚は著しい。現地では負傷者の手当てが続けられ、河岸には戦闘の痕跡が色濃く残っている。住民の一人は「短い戦いだったが、これまでとは空気が違う。時代が動いたと感じた」と語った。
この地は修道院を中心とする小さな集落に過ぎないが、河川交通の要点であり、今後の情勢次第ではさらなる軍事行動の舞台となる可能性がある。今回の勝利が、各地で続く革命運動にどのような影響を及ぼすのか、周辺諸州も固唾をのんで見守っている。
— RekisyNews 国際面 【1813年】
