【スコットランド沖 1月31日】
本日未明、スコットランド東方沖の北海において、演習に向かっていた英国海軍艦艇の隊列内で連続した衝突事故が発生し、潜水艦2隻が沈没する大惨事となった。事故は暗闇と霧に包まれた海域で起こり、複数の巡洋艦・駆逐艦・潜水艦が密集して行動していたことが被害拡大の一因とみられている。
当時、艦隊は夜間航行の訓練中で、灯火を極力抑えた状態で進んでいた。先頭付近での進路変更をきっかけに、後続艦が次々と回避行動を取った結果、隊列が乱れ、艦艇同士が衝突。とりわけ潜水艦2隻は激しく損傷し、乗員の多くを乗せたまま沈没した。
現場では救助活動が急ぎ行われたが、冷たい海水と夜間という条件が重なり、生存者の救出は困難を極めた。海軍当局は多数の死傷者が出た可能性を認めており、正確な被害状況の把握を進めている。
関係筋によれば、事故の背景には厳重な警戒態勢下での航行規律、通信制限、そして悪天候があったとされる。今回の出来事は、戦時下における大規模艦隊運用の危険性を浮き彫りにした。
英国海軍は事故原因を究明するため、詳細な調査を開始した。演習中とはいえ、味方同士の衝突による損失は前例の少ない事態であり、海軍史に残る痛恨の事故として記録されることになりそうだ。
— RekisyNews 海外面 【1918年】
