【レニングラード 1月27日】
独ソ戦の最前線において、1941年9月以来続いていたレニングラード包囲が本日をもって完全に解除された。ソ連軍は今月中旬から攻勢を強め、ドイツ軍を市周辺から押し戻すことに成功。これにより約900日に及んだ未曾有の包囲戦は終結を迎えた。
包囲下のレニングラードでは、補給路が断たれ、飢餓と寒さにより多数の市民が命を落とす深刻な状況が続いていた。冬季には食糧配給が極端に制限され、住民は凍結したラドガ湖を通じた「生命の道」に頼って生き延びてきた。市内では文化施設や工場も被害を受けたが、市民の抵抗と生産活動は最後まで続けられた。
今回の包囲解除は、赤軍の戦力回復と組織的反攻を象徴する成果であり、独軍にとっては東部戦線での後退を印象づける重大な転機と受け止められている。市内では砲声が止み、住民が通りに姿を現す光景も見られた。
レニングラードは甚大な犠牲を払いながらも持ちこたえ、ソ連側はこの勝利を祖国防衛の象徴として強調している。
— RekisyNews 軍事面 【1944年】
アイキャッチ画像 RIA Novosti archive, image #324 / Boris Kudoyarov / CC-BY-SA 3.0, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=15579750による
