【東プロイセン 1月13日】
独ソ戦の戦局が大きく動いた。本日、ソビエト連邦赤軍は東プロイセン地方に進撃し、ドイツ側の重要拠点であるケーニヒスベルクに到達、同市を完全に包囲した。
ケーニヒスベルクは、ドイツ東部防衛の中枢として長年にわたり軍事・交通の要地とされてきた都市であり、バルト海沿岸に位置する港湾都市でもある。赤軍は年明け以降、ヴィスワ川方面から攻勢を強め、ドイツ軍の防衛線を突破しつつ東プロイセン深部へと迫っていた。
今回の包囲により、市内に残るドイツ軍部隊は外部との連絡路を断たれ、補給も著しく制限される状況に置かれている。現地からの情報では、市街地周辺で激しい砲撃戦が続いており、住民の避難や防空壕への退避が相次いでいるという。
赤軍側は、ケーニヒスベルクの制圧が東プロイセン全域の掌握とドイツ本土への進撃を左右する重要局面であると位置づけており、今後は包囲を維持しつつ、組織的な攻略戦に移行するものとみられる。一方、ドイツ軍は都市防衛を掲げ、持久戦の構えを示している。
戦争終盤に入り、独ソ戦線では赤軍の優勢が一層鮮明となっている。今回の包囲は、ドイツ東部戦線の崩壊を象徴する出来事として、戦局に大きな影響を与える可能性がある。
— RekisyNews 国際面 【1945年】
