【ニューギニア・ブナ 1月2日】
大戦下の南太平洋戦線において、本日、ニューギニア島北岸のブナ周辺で続いていた戦闘が終結し、日本軍部隊が壊滅した。ポートモレスビー作戦の一環として展開された同地の戦いは、極めて苛烈な消耗戦となり、戦局に重い影を落としている。
ブナ一帯は密林と湿地が広がり、補給と機動のいずれも困難な地形であった。日本軍は限られた兵力と物資で防御線を維持し、連合軍の攻勢に抗したが、制空権と火力の差は次第に明確となった。関係筋によれば、補給の途絶と病による消耗が戦力低下に拍車をかけたという。
戦闘は長期化し、塹壕や陣地を巡る接近戦が繰り返された。最後まで抵抗を続けた部隊もあったが、組織的な戦闘継続は困難となり、結果として玉砕に至った。現地では戦闘後の整理と負傷者の処置が進められているとされ、戦場の過酷さが改めて浮き彫りとなった。
ブナでの敗北は、ニューギニア戦線全体に影響を及ぼす出来事と受け止められている。南方戦線の持久と作戦構想の見直しが迫られる中、今後の展開に注視が集まっている。
— RekisyNews 国際面 【1943年】
