激戦に終止符 旅順要塞陥落、戦局は新局面へ

【旅順 1月2日】

日露戦争の最大の焦点となっていた旅順攻囲戦で、本日、ロシア軍が守備する旅順要塞が、日本軍の手により陥落した。長期にわたる包囲と激戦の末、乃木希典将軍率いる第三軍が要衝を制圧し、戦局は大きな転機を迎えている。

旅順は堅固な要塞線と重砲を備え、開戦以来、陸海両面で激しい攻防が続いてきた。日本軍は外郭陣地の攻略を重ね、補給路を遮断しながら圧力を強め、消耗戦の様相を呈していた。陥落により、極東におけるロシア軍の防衛体制は大きく後退したとみられる。

現地では武装解除と引き渡しが進められ、負傷者の救護や施設の確保が急がれている。関係筋は、要塞攻略に伴う損害の大きさを認めつつも、戦略的価値の高い拠点を掌握した意義を強調している。国内では戦況報告に注目が集まり、今後の作戦展開を占う材料と受け止められている。

年初に伝えられた要塞陥落の報は、国際社会にも大きな衝撃を与えた。講和交渉と戦争全体の行方にどのような影響を及ぼすのか、各国の視線が満洲へと向けられている。

— RekisyNews 国際面 【1905年】

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