日本軍、明号作戦決行 ── ベトナム、カンボジア、ラオスの独立宣言へ

【サイゴン 3月9日】

本日午後11時(日本時間)、フランス領インドシナ(仏印)に駐留する日本軍は、かねてより準備を進めていた明号作戦を発動し、現地フランス軍に対する一斉攻撃を開始した。これにより、1940年の進駐以来続いていた日本軍とフランス植民地政府による「共同統治」は終焉を迎え、日本軍が全域の完全掌握を目指す。

日本軍司令部は、フランス本国の政変に伴い、現地のフランス軍が連合国軍と呼応して反攻に転じる恐れがあると判断。本日夕刻に日本側が提示した「共同防衛に関する最後通牒」に対する回答を拒否したことを受け、武力による武装解除を強行した。ハノイ、サイゴンなどの主要都市では激しい市街戦が展開されており、日本軍は重要拠点を次々と制圧している。

今回の作戦は、戦局が厳しさを増す中で南方戦線の背後を安定させる狙いがある。フランスの行政機構が解体されることで、長年植民地支配下にあったベトナム、カンボジア、ラオスの各地域には激動が走っており、日本軍の指導による独立宣言に向けた動きが加速するものと見られる。

しかし、この武力による現状打開が、連合国軍の攻勢が強まる全般的な戦局にいかなる影響を及ぼすかは不透明であり、東南アジアの情勢は新たな局面へと突入した。

— RekisyNews 軍事面 【1945年】

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