ビルマの首都ラングーン陥落 ── 日本軍、援蒋ルート遮断に成功

【ラングーン 3月8日】

本日午前、第二次世界大戦のビルマ戦線において、わが陸軍の精鋭部隊が首都ラングーンへ入城し、同市を完全に占領した。南方作戦における要衝中の要衝である同市の陥落は、東南アジアにおける連合軍の防衛網を大きく突き崩すとともに、重慶政府への軍需物資供給路、いわゆる「援蒋ルート」の主要拠点を奪取したことを意味する。

ビルマ攻略軍(第15軍)の先遣部隊は、昨夜来のイギリス軍の撤退に乗じて進撃。本日早朝には市街中心部へと到達した。英印軍などの連合軍は、退却に際して港湾施設や製油所に火を放ち、徹底的な破壊工作を行ったが、日本軍は火災を制圧しつつ主要な官公庁や軍事拠点を制圧した。

ラングーン港は、これまで米英が蒋介石政権を支援するための物資をビルマ公路へと送る最大の玄関口であった。今回の占領により、連合軍の「中国への生命線」は決定的に断たれたことになる。大本営は「南方の戦略的拠点は掌中に帰した」として、本日の戦果を大々的に発表した。

街には軍靴の音が響き、日の丸が掲げられたが、イギリス軍はビルマ北部の要衝マンダレーを目指して後退を続けている。ラングーンを失った連合軍がいかなる反撃に出るか。熱帯の密林を舞台にした戦いは、新たな局面へと突入しようとしている。

— RekisyNews 軍事面 【1942年】

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