都内一斉取締り ーー カフェーなどで不良学生約二千人検挙

【東京 2月15日】

警視庁は本日夜、東京都下のカフェー、バー、喫茶店などを対象に大規模な一斉取締りを実施し、風紀を乱す行為に及んでいたとされる学生ら約二千人を検挙したと発表した。

当局の説明によれば、繁華街を中心に深夜まで営業する飲食店に学生が出入りし、飲酒や不健全な交遊を行っているとの通報が相次いでいたという。これを受けて数百人規模の警察官が動員され、都内各所で同時に立ち入り検査が行われた。

検挙された者の多くは中等学校や専門学校の在学生とみられ、学校当局や保護者への通告が行われる見通しである。関係筋は、非常時局下において青少年の風紀粛正は重要な課題であると強調している。

一方、飲食店側からは「通常の営業を行っていただけ」とする声もあり、今回の措置をめぐっては議論も予想される。社会全体が引き締めを強める中で、若年層の行動をどのように導くべきかが改めて問われている。

— RekisyNews 社会面 【1938年】

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