近衛公、終戦を上奏 ーー 戦局深刻化の中で早期和平を進言

【東京 2月14日】

本日、元首相の近衛文麿公が天皇陛下に対し、戦争の早期終結を求める上奏を行ったことが明らかになった。都内では空襲の被害が拡大し、戦局は日に日に厳しさを増している。近衛公はこうした情勢を踏まえ、国体護持のためにも講和の道を探るべきだと進言したと伝えられる。

上奏文では、戦争の長期化が国内体制に重大な影響を及ぼすことへの強い懸念が示され、共産主義勢力の台頭など社会不安の拡大にも言及したという。軍部内ではなお徹底抗戦の声が強いが、戦局悪化を受けて一部には和平の可能性を模索すべきとの意見も出始めている。

政府関係者の間では、近衛公の動きが今後の国策にどのような影響を及ぼすか注目が集まっている。ただし現時点で具体的な政策変更が示されたわけではなく、戦争遂行の基本方針に変化はないとの見方が大勢だ。

首都防衛体制が強化される中、今回の上奏は、戦争の行方をめぐる重い問いを宮中に投げかけた出来事として受け止められている。

— RekisyNews 政治面 【1945年】

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次