キャプテン・クック、ハワイにて落命 ーー 太平洋探検の名航海者、帰らず

【ハワイ諸島 2月14日】

太平洋探検の名高い英国海軍士官ジェームズ・クックが、本日ハワイ諸島にて先住民との衝突の末に命を落としたとの報が伝わった。クックは現在、第三回航海の途上にあり、北西航路の探査を目指していた。

一行は昨年末にハワイ諸島へ寄港し、当初は友好的な歓迎を受けていたとされる。しかし、艦艇の小舟が盗まれるなどの事態が発生し、緊張が高まった。事態収拾のためクック自らが上陸し、首長の身柄を拘束しようとしたところ、浜辺で双方が衝突。混乱の中でクックは打撃を受け、刃物で刺されて倒れたという。

乗組員の証言によれば、「浜辺は瞬く間に怒号と石の飛び交う修羅場と化した」といい、退却する兵士らの背後で指揮官は倒れた。遺体は現地の人々により運び去られ、その後一部が返還されたとの情報もある。

クックはこれまで南太平洋の詳細な海図を作成し、ニュージーランドやオーストラリア東岸の測量で功績を挙げた人物である。今回の航海もまた新航路発見への期待を集めていたが、大洋に挑んだ名航海者は異郷の浜辺にその生涯を終えた。

英国国内では、偉大な探検家の突然の訃報に衝撃が広がることは必至である。

— RekisyNews 国際面 【1779年】

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