【札幌 2月13日】
2月3日より開催されていた第11回冬季オリンピック札幌大会は、本日、真駒内屋内競技場での閉会式をもって12日間の日程を終え、成功裡に幕を下ろした。アジアで初めて開かれた冬季大会は、世界35か国・地域の選手が参加し、雪と氷の祭典は連日多くの観衆を集めた。
今大会では、日本選手団がジャンプ70メートル級で金・銀・銅を独占する快挙を達成するなど、地元開催にふさわしい活躍を見せた。スピードスケートやフィギュアスケートでも熱戦が続き、各国選手の健闘に会場は大きな拍手に包まれた。
一方で、競技運営や交通体制など都市機能の整備も注目を集め、札幌の街は世界の注目を浴びた。大会期間中は大きな混乱もなく、主催者は「国際親善の実を挙げた」と総括している。
閉会式では、聖火が静かに消され、選手団が入場行進。次回開催地インスブルックへ大会旗が引き継がれた。日本にとって初の冬季五輪は、新たな国際舞台への一歩となったといえよう。
— RekisyNews スポーツ面 【1972年】
