冬の祭典、北欧で開幕 ーー 第17回冬季五輪リレハンメル大会

【リレハンメル 2月12日】

北欧ノルウェーの古都リレハンメルにおいて、本日、第17回冬季オリンピック大会が開幕した。開会式は市内の競技施設で厳かに行われ、世界各国から集まった選手団が雪と氷に包まれた舞台へと入場。冬季競技の最高峰を競う16日間の祭典が、正式に幕を開けた。

今大会には過去最多規模となる60を超える国と地域が参加し、スキー、スケート、ボブスレーなど多彩な競技が予定されている。開催地リレハンメルは小規模な都市ながら、自然環境を生かした競技会場整備が進められてきた。山岳地帯の斜面や凍結した湖畔を利用した会場は、観客からも高い関心を集めている。

開会式では、ノルウェーの歴史と自然を象徴する演出が随所に盛り込まれ、民族音楽や伝統衣装に身を包んだ出演者が舞台を彩った。聖火は市内から引き継がれ、最後は若い世代の象徴として選ばれた人物により点火され、会場は大きな拍手に包まれた。

冷戦終結後、国際情勢が変化する中で迎えられた今大会は、競技を通じた国際交流と平和の象徴としての意味合いも強い。特に冬季競技では技術革新が進んでおり、記録更新や新たなスター選手の誕生が期待されている。

大会は今月27日まで続き、各競技会場では連日熱戦が繰り広げられる見通しだ。雪深い北欧の地から、世界に向けて数々のドラマが発信されることになりそうである。

— RekisyNews 国際面 【1994年】

アイキャッチ画像 NORITO,S – 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=108318044による

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