【長野 2月7日】
本日、長野市を中心とする信州の山岳地帯を舞台に、第18回冬季競技大会が開幕した。開会式は長野市のメイン会場で行われ、国内外から集まった選手団が雪深い地に集い、平和と共存を掲げた冬の祭典の始まりを告げた。大会は今月22日までの16日間にわたり開催される。
開会式では、日本の伝統文化と自然観を前面に押し出した演出が施され、厳冬の中で育まれてきた信州の風土が世界に紹介された。特に、争いを超えて人々が集う場としての五輪精神を象徴する構成が注目を集め、会場には厳粛さと祝祭性が同時に漂った。
今大会には世界各地から多数の国と地域が参加し、氷雪競技の各分野で熱戦が繰り広げられる予定である。ジャンプ、スピードスケート、フィギュア、アルペンなど、多彩な競技が長野県内の複数会場で実施され、地方都市が一体となって国際大会を支える体制が敷かれている。
運営面では、厳しい気象条件や山間部特有の輸送課題を抱えつつも、関係者は「安全で円滑な大会進行」を最優先に準備を重ねてきた。市民ボランティアの姿も目立ち、地域ぐるみで世界を迎える空気が街全体に広がっている。
冬季競技の新たな節目となるこの大会が、競技の成果だけでなく、人々の記憶に何を残すのか注目される。
— RekisyNews スポーツ面 【1998年】