国産モーターグライダー「日本式蜂型」初飛行に成功

【東京 2月7日】

本日、日本で初めてとなる国産モーターグライダー「日本式蜂型」が初飛行に成功した。発動機を備えつつ、滑空性能を重視した本機は、国内技術のみで設計・製作された点が特筆される。関係者によれば、離陸から着地までの飛行は安定しており、操縦性や機体構造に大きな問題は見られなかったという。

試験飛行は関係技術者や軍関係者の立ち会いのもとで行われ、国産航空技術の到達点を示す成果として注目を集めた。機体は軽量化と強度の両立を図った構造で、発動機停止後も滑空による飛行が可能とされ、訓練用途や技術研究への応用が期待されている。

開発に携わった技師は、「海外技術への依存を減らし、独自の設計思想を形にすることが目標だった」と語り、自立した航空工業の確立に向けた意義を強調した。周辺では見学者が空を見上げ、静かな飛行の様子に拍手が起こる場面もあった。

今回の初飛行成功を受け、今後は性能確認の試験を重ね、実用化の可能性を探る方針だ。国産機開発の歩みは、新たな段階に入ったといえよう。

— RekisyNews 科学面 【1941年】

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