アイラウの戦い、極寒の地でナポレオン苦戦

【東プロイセン・アイラウ 2月4日】

本日、東プロイセンの町アイラウ周辺において、フランス皇帝ナポレオン率いる皇帝軍と、ロシア・プロイセン連合軍との間で大規模な会戦が始まった。厳冬のさなか、深い雪に覆われた平原で両軍が正面から衝突し、朝から激しい砲撃と銃撃が続いている。

現地は吹雪に近い天候で、視界は悪く、兵の移動は著しく制限されている。こうした状況下でも、フランス軍は中央突破を狙い砲兵を前進させ、連合軍は歩兵と騎兵を密集させてこれに対抗している。雪と血に染まった戦場では、倒れた兵の上をさらに部隊が進む凄惨な光景が広がっているという。

連合軍側は、ロシア軍を主軸にプロイセン軍が防衛線を構築し、皇帝軍の進撃を食い止める構えを見せている。一方のフランス軍も、これまでの連戦連勝に慢心することなく、総力を挙げて戦線の維持を図っている。双方とも決定的な優位を得るには至っておらず、戦況は予断を許さない。

この戦いは、北方における戦局の行方を左右する重要な局面と見られており、欧州各国も固唾をのんで推移を見守っている。厳寒と混乱の中で続く戦闘が、いかなる結末を迎えるのか、今後の報が待たれる。

— RekisyNews 国際面 【1807年】

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