【喜望峰 2月3日】
ポルトガル王国の航海者 バルトロメウ・ディアス は本日、長きにわたる南下航海の末、アフリカ大陸の最南端に位置する岬に到達した。激しい海流と暴風が交錯するこの海域を越え、同地に至ったのは、ヨーロッパ人として初めてとみられる。航海隊は荒天のため一時進路を失いながらも、ついに大陸の南端を回り込むことに成功した。
この岬は当初、荒々しい自然にちなみ「嵐の岬」と呼ばれたが、王国では東方航路開拓の可能性を象徴するものとして、「喜望峰」と命名する意向が示されている。到達は、アフリカ沿岸を回ってインド洋へ至る航路の存在を実地で示した点で、香辛料貿易をはじめとする東方交易への道を大きく開く成果と評価される。
航海の途中、乗組員は食糧不足と荒波に苦しみ、引き返しを求める声も強かったという。しかし、艦隊は規律を保ち、未知の海域を進んだ。到達後、乗組員の間には安堵と高揚が広がり、王国の威信を担う使命の重さを改めて実感した様子が伝えられている。
今回の成功は、大西洋とインド洋が連なることを示す決定的な証左となり、今後の航海計画に大きな影響を与える見通しだ。王国では次なる東方到達を目指す準備が進められるとみられ、世界の海路は新たな段階へ入ろうとしている。
— RekisyNews 海外面 【1488年】
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