【マーシャル諸島 クェゼリン 2月1日】
中部太平洋の要衝、マーシャル諸島クェゼリン環礁において、本日未明、米軍はクェゼリン島および隣接するルオット島への上陸作戦を開始した。夜明け前から艦砲射撃と航空機による攻撃が相次ぎ、島内の日本側陣地に激しい圧力が加えられている。上陸部隊は海岸線各所で橋頭堡の確保を進め、短期決戦を意図した周到な攻勢が展開されている模様だ。
日本守備軍は地下陣地や火点を活用し抗戦しているが、環礁内の制海権・制空権は相手側に握られ、補給や増援は困難な状況にある。現地では通信線の断絶や施設の損壊が相次ぎ、戦況は急速に推移している。島内の住民や軍属の安全確保も難しく、戦闘は日を追って激化する見通しと伝えられる。
関係筋によれば、作戦は数日内の制圧を目標としており、上陸後も連日の攻撃が継続される見込みだ。日本側は最後まで抵抗を続ける構えを崩しておらず、環礁一帯は緊迫した状態が続いている。今後の推移次第では、守備軍と軍属あわせて多数の犠牲が生じる恐れがあるとして、現地の状況が注視されている。
— RekisyNews 社会面 【1944年】
