東洋初の国際競技大会開幕──マニラで第1回東洋オリンピック

【マニラ 2月1日】

本日、フィリピンの首都マニラにおいて、第1回東洋オリンピックが盛大に開会した。東洋諸国の親善と体育振興を目的とした本大会は、アジア地域で初めて開催される本格的な国際総合競技大会として、大きな注目を集めている。

開会式は晴天のもと、競技場に各地から集まった選手団が入場し、音楽とともに華やかに行われた。参加国・地域は、日本、中国、フィリピンをはじめとする東洋各地に及び、陸上競技、水泳、野球、テニスなど複数の競技が予定されている。会場周辺には早朝から多くの市民が詰めかけ、選手たちに盛んな声援を送った。

主催者側は、本大会を通じて東洋諸国相互の理解と友好を深めることを強調している。競技関係者の一人は「勝敗のみならず、礼節と規律を重んじる精神を共有する場としたい」と語った。各国選手も異国の選手と交流を深める姿が見られ、競技場内外で和やかな雰囲気が広がっている。

欧米中心であった国際競技の流れの中で、今回の大会は東洋が自らの手で築く体育文化の第一歩と位置づけられる。大会は今後数日間にわたり開催され、各競技の熱戦が期待されている。

— RekisyNews 社会面 【1913年】

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