味噌・醤油も配給へ──衣料切符制と併せ、生活必需品の統制強化

【東京 2月1日】

政府は本日より、味噌・醤油の配給制および衣料品の切符配給制を全国で開始した。これにより、日々の食卓に欠かせない調味料と被服の入手は、配給所を通じた計画的な配分に委ねられることとなる。関係当局は、物資の偏在を防ぎ、国民生活の安定を図る措置だとしている。

味噌・醤油については、原料となる大豆や小麦の確保が難しくなっている事情を踏まえ、世帯人数に応じた割当が定められた。配給開始初日の各地の配給所では、手帳を手に列を作る市民の姿が見られ、係員が手際よく受け渡しを進めた。主婦の一人は「量は限られるが、欠乏を分かち合う仕組みが示された」と語った。

衣料の切符制では、反物や衣服の購入に切符の提出が必要となる。新調は抑制され、繕いや仕立て直しが奨励される方針だ。街の呉服店では、修繕の相談が増え、店主は「長く使う工夫が求められる時代」と話す。

一連の措置は、物資統制の一層の徹底を象徴する。当局は節約と協力を呼びかけており、国民の暮らしは新たな規律のもとで再編されつつある。

— RekisyNews 社会面 【1942年】

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