【鹿児島 1月31日】
鹿児島市立病院で本日、日本で初めてとなる五つ子が誕生した。母子ともに厳重な医療管理のもとで出産が行われ、男女の内訳や出生時の体重など詳細は病院側から順次公表される見通しである。国内では前例のない多胎出産となり、医療関係者や地域社会に大きな驚きをもって受け止められている。
病院関係者によれば、妊娠の段階から極めて慎重な経過観察が続けられており、出産に際しては産科医、小児科医、看護師らが総動員された。新生児はいずれも保育器に収容され、呼吸や体温の管理など集中的なケアが施されているという。
多胎妊娠は母体への負担が大きく、出産後も長期的な健康管理が不可欠とされる。今回の五つ子誕生は、周産期医療の体制や技術の在り方を改めて問いかける出来事ともなった。医療界では、今後の経過が同様の症例への貴重な指標になるとの見方が出ている。
一方、地元では祝福の声が広がり、家族への支援を求める声も聞かれる。関係機関は、母子の安全を最優先に、社会的支援の在り方についても検討を進めるとしている。
— RekisyNews 社会面 【1976年】
