【フィラデルフィア 1月29日】
本日、米国フィラデルフィアにおいて、プロ野球新組織となるアメリカン・リーグの設立総会が開かれた。これにより、従来のナショナル・リーグと並び立つ形で新リーグが正式に発足し、米国の大リーグ野球は二リーグ制という新たな時代に入ることとなった。
アメリカン・リーグは、近年の興行拡大と選手待遇への不満を背景に構想され、独自の球団編成と運営方針を掲げている。総会では役員人事や加盟球団の確認が行われ、今後、ナショナル・リーグと対等な立場で公式戦を行う方針が確認された。関係者の間では、都市間競争の激化や観客動員の増加が期待されている。
一方、ナショナル・リーグ側には警戒感も広がっており、選手獲得や興行面での競争が激化することは避けられない情勢だ。両リーグの並立は、野球界全体の発展につながるとの見方がある一方、対立の深刻化を懸念する声も出ている。
今回の決定は、米国野球史における重要な転換点と位置づけられ、プロ野球が全国的娯楽として定着していく過程を象徴する出来事として、今後長く語り継がれることになりそうだ。
— RekisyNews スポーツ面 【1900年】
