【アフリカ 1月28日】
本日、ドキュメンタリー番組の海外ロケのためアフリカを訪れていた女優の松島トモ子が、撮影中にライオンに襲われ、噛まれる重傷を負ったことが関係者の話で明らかになった。事故は野生動物の生態を記録する企画の最中に発生したもので、現地スタッフや医療関係者により迅速な救護が行われたという。
松島は長年にわたり映画やテレビで活躍してきた国民的女優であり、今回の取材も野生の大地に生きる人々と自然の姿を伝える意欲的な企画として注目されていた。事故当時、ライオンは予期せぬ動きを見せ、制止が間に合わなかったとされる。幸いにも命に別状はなく、現地の医療施設で治療を受け、回復に向かっている。
さらに関係者によれば、松島はこの事故からほどなくして、別のロケ行程中にヒョウにも噛まれるという二度目の被害に遭っていたことが判明した。短期間に相次いだ野生動物による事故は極めて異例であり、現地関係者の間でも大きな衝撃をもって受け止められている。
今回の出来事は、自然の厳しさと人間の無力さをあらためて浮き彫りにした事故として、国内外で大きく報じられる見通しだ。番組制作側は安全管理体制の検証を進めるとともに、松島の一日も早い回復を祈っている。
— RekisyNews 文化面 【1986年】
