【アウシュヴィッツ 1月27日】
独ソ戦が続く中、ポーランド南部に位置するドイツのアウシュヴィッツ強制収容所が、本日ソ連赤軍によって解放された。前進する赤軍部隊が同地に到達し、長らく外部から遮断されていた巨大収容施設の内部を確認した。
収容所内では、衰弱しきった多数の被収容者が生存している状態で発見され、同時に大規模な虐殺と非人道的扱いを示す痕跡が確認された。建物内には遺棄された遺品や施設が残され、撤退する独軍が証拠隠滅を急いだ様子もうかがえる。解放時点で多くの収容者は食糧不足と疾病に苦しみ、直ちに医療支援が必要な状況であった。
ソ連側は、同収容所が単なる拘禁施設ではなく、計画的な大量殺害が行われていた場である可能性が極めて高いとして調査を開始している。現地を視察した将兵からは、これまでの戦闘とは性質を異にする惨状であるとの証言が相次いでいる。
今回の解放は、ナチス・ドイツの占領政策と戦時体制の実態を世界に示す重大な出来事であり、戦争の帰趨のみならず、戦後に向けた責任追及の議論にも影響を及ぼすものとみられる。
— RekisyNews 国際面 【1945年】
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