ターザン、銀幕へ躍り出る 人気冒険小説が初の映画化

【ニューヨーク 1月27日】

アメリカ各地の映画館で本日、エドガー・ライス・バローズ原作の冒険小説を映像化した映画『ターザン』が公開された。1912年に発表された小説「類人猿ターザン」を嚆矢とするターザン・シリーズ初の映画化作品であり、原作の熱狂的支持を背景に、公開前から大きな注目を集めていた。

主演は元レスラーのエルモ・リンカーン。密林に育った白人青年ターザンを演じ、野性味あふれる身体表現と迫力ある動作で観客を惹きつけている。物語は、文明社会とジャングルの対比を軸に、冒険とロマンスを交えて展開され、無声映画ながら映像の力で物語世界を鮮やかに描き出した。

本作は、文学作品を原作とする連続映画製作の可能性を示すものとしても注目されており、映画が大衆娯楽として一段と存在感を高める時代の到来を印象づけた。興行成績も好調と伝えられ、今後さらなる続編制作やシリーズ化への期待が高まっている。ターザンは紙の上から銀幕へと舞台を移し、新たな英雄像として観客の記憶に刻まれ始めた。

— RekisyNews 文化面 【1918年】

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