【東京 1月26日】東京都は本日、都心部の慢性的な路上駐車問題に対応するため、日本で初めてとなるパーキングメーターを設置した。設置場所は、官庁街とビジネス街が集中する日比谷および丸の内一帯で、試験的運用として開始される。
この装置は、一定時間ごとに利用料金を徴収する仕組みで、長時間の無秩序な駐車を抑制し、道路の円滑な利用を図ることを目的としている。これまで都心では、駐車車両が交通渋滞や事故の一因となっており、警察・行政の双方が有効な対策を模索してきた。
都関係者によれば、今回の導入は欧米諸国で普及している交通管理手法を参考にしたもので、路上駐車の適正化と都市交通の近代化を進める象徴的な施策と位置付けられている。利用時間を明確に区切ることで、短時間駐車の回転率向上が期待されている。
一方、利用者からは「利便性が増す」との声がある反面、料金負担への戸惑いも聞かれ、今後の運用状況を見極めながら設置区域の拡大や制度の見直しが検討される見通しだ。
この日を境に、東京の道路利用は新たな段階に入ったといえ、自動車社会に対応した都市運営の試金石として、全国の自治体からも注目を集めている。
— RekisyNews 社会面 【1959年】
